8年ぶりの iMac 買い換えによるデータとかアプリとかの環境移行の際のメモ。
2014年1月作成。
iMac G5 (Ambient Light Sensor : 2005)
→ iMac (Late 2013)
OS: Tiger(10.4.11) → Mountain Lion(10.8)
自分メモのつもりでこっそり置いておいたら、あちこちからアクセスがあったようなので、それなりに加筆して公開します。
OS X 10.9(Mavericks)、10.10(Yosemite)への移行の場合も基本的には同じようなものかと。
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新旧iMacをThunderbolt <-> Firewireで直結
移し替え作業を外付けHDDを介したり、Dropbox経由でチマチマやるのが面倒だったので、Firewireで直結しようと思ったが、新iMacの「Thunderbolt」コネクタは以前の「Firewire」とコネクタ形状が変わっており、手持ちのケーブルでは直結できなかった。
仕方なくApple純正の「Thunderbolt - FireWireアダプタ」を購入。
Amazonとか楽天で買うよりApple Storeで買う方が安い(3,080円 3,880円、送料無料)ので、ダマされないこと。
それにしてもアダプタごときに3,000円以上払うのは納得いかないが、純正以外もことごとく高い。
Thunderboltといい、Lightningといい、どうしてこんなに高いんだ。ジョブスの仕業か。
旧iMacをターゲットディスクモード(「T」を押しっぱなしにして起動する)で無事新iMacの外付けHDDとして認識。
ちなみにターゲットディスクモードが使えるのはFireWire 400/800・Thunderboltのみ。USB 2.0は対応していない。
ターゲットディスクモードにしたときのシャットダウンの方法が分からず一瞬焦ったが、そのまま電源ボタン長押しでOK。
考えてみれば当たり前だ。(それ以外の方法がない)
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iTuneのデータ移行
「ミュージック」フォルダの中の「iTunes」フォルダごと外付けHDDにバックアップとって、新しいiMacの「ミュージック」フォルダに放り込んだが、iTuneを立ち上げても自動的には認識せず。
「iTunes」の「メディアをスキャン」というボタンを押すと、一応全曲インポートされているようだが、一部の曲のアーティスト名とか曲順とかがうまく取り込まれず、ぐちゃぐちゃになってしまった。
試行錯誤の末、下記の方法でうまくいった。
・バックアップの「iTunes」フォルダ内のライブラリファイルが「iTunes Library(拡張子無し)」なら「iTunes Library.itl」にリネーム
・「iTunes」フォルダのバックアップとって、新しいiMacの「ミュージック」フォルダに放り込む。
・「option」キーを押しっぱなしにしてiTunesを立ち上げる。 ← 重要
・すると、ライブラリファイルの場所を聞いてくるので、先ほどの「iTunes Library.itl」を指定。
(「iTunes Library(拡張子無し)」のままだとライブラリファイルとして認識しない)
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メールデータの移行
メールなんてとりあえず見れりゃいいので、旧iMacでは「Eudora5.1」という10年以上前のソフトを使っていた。
ちなみに日本語版の開発元は「株式会社オン・ザ・エッヂ」。なんか聞いたことあるなと思ったらホリエモンの会社!
てなことはどうでもよくて、EudoraのデータをThunderbird(←無料だから)に移行しようと思い、Thunderbirdのインポートツールを使っても認識すらしてくれない・・・
どうやらバージョンが古すぎてメールを格納するファイルが「mbox」形式ではなかったようで、「Eudora2Mbox」なるソフトを使ってEudoraのメールボックスを「mbox」形式に変換。
その後Thunderbirdのインポートツールを使って取り込むことができたが、
・メールボックスの各フォルダーのツリー構造とフォルダ名が移行されない
・添付ファイルが移行されない
1個1個中身を見ながらフォルダの名前をつけ直す作業をすることになった。フォルダ数があまり多くなかったので良かったものの・・・
添付ファイルはあまり大したものがないので、「Attachments Folder」ごとバックアップを「書類フォルダ」に放り込んだ。
いざとなったらメールとファイルの日付を突き合わせればどのファイルかくらいはわかるだろう。
【追記】「EudoraMailboxCleaner」というソフトが良さげなことに後で気づいた。
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キーコンフィグ(ことえり設定をATOK風に)
ことえりでしばらくがんばってみようかと思ったが、「下矢印で確定」に慣れてしまっているので、早々に断念。
設定いじくってもATOK風にすることはできなかった。
逆(ATOKの設定をことえり風に)はできるのに・・・
また「Control」+「セミコロン」で半角カナ変換とか使いにくすぎる。
というわけで、仕方なくATOKのパッケージ版を購入。
限定版の、MacとWindowsのダブルライセンス版をAmazonでポチった。
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OSX 10.8上でPowerPC対応のソフトを使う
旧iMacが10.4.11(intel入ってない)なのでPowerPC対応ソフトしか使えないが、OS X 10.8以降はRosettaが搭載されないため、新iMacはPowerPC対応ソフトが使えない。
というわけで、旧iMacに入っているアプリケーションはほとんど(というか全部)使えない。
これは痛い。フリーソフト以外もあるのに・・・
OSX 10.4のパッケージ版が手元にあるので、なんとかOSX 10.8にOSX 10.4をインストールしてPowerPC環境(ついでにいうとClassic環境も)を実現できないかと仮想化ソフト周りをかなり調べたが、 結論としては、
「技術的には可能のようだが、Appleがライセンスの関係(?)でOKしていないので、現時点ではそんなソフト売っていない」
のようでした。なんだかなぁ。
Rosettaインストールできるようにするなり、仮想化ソフトでPowerPC時代のOSをインストールできるようにするなり、Appleには何らかの対応をして欲しい。
何とかしてMountain Lion(10.8) 上で「Nutron Disco Dancer」を走らせるのが当面の目標。
Nutron Disco Dancer → https://www.youtube.com/watch?v=6CSVIOT8p_0
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